邑楽町が2025年度当初予算を発表|役場・学校のLED化や学校改修、町営住宅整備など建設関連事業に注目

群馬 建設ニュース

群馬県邑楽町(橋本光規町長)は、2025年度の当初予算案を発表しました。
今回の予算案では、役場庁舎や小中学校の照明設備をLED化する新規事業をはじめ、公共施設の改修や町営住宅の整備、道路整備など、町内のインフラ・建設関連事業に大きな予算が組まれています。

● 一般会計は117億7,000万円、建設関連費も大幅増加

2025年度の一般会計予算は117億7,000万円。前年度と比べて13億7,000万円の増額となり、対前年比13.2%増と大幅に拡充されています。
中でも、建設関連に使われる普通建設事業費は16億4,834万8,000円で、前年度から**約2億8,000万円の増加(+20.6%)**となっています。

群馬県内の自治体による建設事業の積極的な予算投入は、地域のインフラ整備や雇用創出にも大きく貢献する動きといえるでしょう。


● 新規事業:役場・小中学校のLED照明化をリース方式で導入

注目される新規事業の一つが、役場庁舎および町内の小中学校の照明をLEDに切り替える計画です。
この事業では、機器購入ではなくリース方式を採用。2026年度から2035年度までの10年間で、合計1億4,879万円のリース料を予定しています。

施設別のリース料の内訳は以下の通りです:

  • 役場庁舎:2,626万9,000円
  • 小学校4校:8,332万3,000円
  • 中学校2校:4,026万1,000円

LED化によって、電気代の削減やメンテナンス負担の軽減が期待されており、環境にも配慮した取り組みとなっています。


● 中野小学校で改修工事|屋上防水と外壁補修を実施

教育施設の整備としては、中野小学校の改修工事も実施予定です。
2025年度は工事費として6,182万1,000円を計上。内容は屋上防水工事と外壁の塗装補修が中心です。

この学校はRC造3階建て、延べ床面積6,737㎡の規模で、老朽化した部分の改修により、より安全で快適な学習環境の整備が進められます。


● 大黒第2町営住宅の外構工事も実施へ

住宅整備では、大黒第2町営住宅の外構工事が発注される予定です。
施工面積は**4,121.8㎡**で、アスファルト舗装や排水路、照明設備、フェンスの設置などを行います。

この工事は、すでに2024年度に設定された債務負担行為を含めた事業で、全体で約10億2,985万3,000円の予算が充てられています。
うち、外構工事に関しては約7,000万円程度が見込まれています。


● そのほかの建設関連事業

上記以外にも、群馬県邑楽町では以下のような建設関連費用が盛り込まれています:

  • 町道整備工事費:1億7,407万1,000円
  • 町道測量・設計・調査委託料:2,501万円
  • 鶉地区の土地区画整理事業 実施設計委託料:320万円

道路整備や区画整理は、町全体の利便性向上や交通環境の改善に直結する重要な取り組みです。


● 群馬の建設動向を今後も注視

今回の予算からも分かる通り、群馬県邑楽町では、公共施設や教育機関、住宅、道路といった様々なインフラ整備に積極的に投資が行われています。
こうした建設事業は、地域の快適な暮らしを支えるだけでなく、地元建設業者への発注によって地域経済の活性化にもつながります。

「群馬 建設」「群馬 建設 ニュース」に関心がある方は、今後の動向にも注目してみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました